参加するだけでも凄いのに


トリノ五輪が終わった。何かとスポーツといえば全部気になりテレビ観戦している私だが(生で見るのはカープ戦くらい)、ふと思うと夏のオリンピックは前から結構見ていたけども冬のオリンピックを日本人が参加していない競技までしっかり見たのは(しかも楽しかった競技にほとんど日本人は出ていなかった)初めてだった。
今回の日本選手団の成績を踏まえて協会の偉い人が「選手数のスリム化も検討しなければならない」みたいなことをのたまっておられたが、それは違うだろと思う。それは言い換えれば「メダル取れそうじゃない選手は出さない」ということ。でも、IOCの定める基準は超えてるし『参加することに意義がある』オリンピックに参加するだけでも私は大変尊敬に値すると思うし、している。確かに結果を示すものとしてメダルという実体あるものを獲得することは選手にとって大きな目標であろう、しかし40超えたおっさんが空中でくるくる回っているさまに歓声が起きたり、国でただ一人出場してる選手を見ると『参加することの凄さ』を忘れてはいけないとも思うのだ。