スポーツの楽しみ方

自分はスポーツ観戦（とはいえＴＶ観戦なんだけどね）が好きで、今年なんかはトリノ五輪とサッカーＷ杯があるのでたまらない。
そこで思うことは、アメリカという国は商業スポーツ運営の仕方が世界一だと思う。とにかく観客の楽しませ方が凄い。五輪男子スノーボードハーフパイプで金メダルを獲得したアメリカ代表ショーン・ホワイト選手なんかはＷ杯には出ず国内のＸゲーム等で賞金を稼ぎながら技術を磨いているらしい。結局、Ｗ杯で活躍していた日本人選手は井の中の蛙で、アマチュア対プロのような戦いだったのだ。プレーが生活に直結している人に負けるのは当然である。成田童夢選手はショーンと同じ土俵に立つことにしたらしい（ただこれだとＪＯＣに支援してもらえなくなる）。上に行くにはそれが正しいと思う。Ｗ杯といっても必ずしも最高レベルの大会ではないと気づかされた。
日本にもプロスポーツがいろいろあるが、サッカーが頑張っているくらいで成功しているとはいえない。やはりそれは、世界トップレベルだと国民が思える国内リーグがないからであろうか。野球なんかはＷＢＣの成績次第ではメジャーと同等レベルであることを世界に知らしめることができるかもしれない。ただ、日本のプロ野球は真の意味ではプロではなく、プロと社会人野球の中間といったところか。しかも、このスタイルが韓国・台湾野球にも受け継がれているのでなんともいえない気持ちになる。だから、メジャーに選手もファンも心惹かれるのはわかる。古田さんなんかは其処の所わかっているのだが、抜本的な改革が必要なのでプロ野球がプロスポーツになるのはとてつもなく先になるのだろう。
アメリカ、恐るべし。